【熱中症について】

こんにちは。代表の中野です。

これから梅雨が明けて気温が上昇していく季節になりますので、今回は熱中症についてまとめて参ります。

・熱中症とは
暑い環境や体温が下がりにくい環境で起こる、体の異常のことを言います。
以前が日射病や熱疲労、熱けいれんなど重症度などによって呼ばれ方が異なっておりましたが、2017年以降は必ずしも灼熱の状況下でなくても発症することから一括りに熱中症と呼ばれるようになりました。

・原因
体温が上昇して体温の調節機能が乱れ、体内に熱が溜まってしまうことです。
体温が上昇した場合、人の体は適度な体温を維持するために汗をかいたり皮膚温度を上昇させたりして熱を体外に放出します。この機能が損なわれることで熱中症が発生します。
熱中症になるには下記の3つの要因があります。
①環境要因
気温が高い、湿度が高い、日差しに当たっている、風通しが悪いなど
②身体要因
子供、高齢者、脱水状態など
③行動要因
炎天下で活動する、水分補給や休息不足、日陰などで休めないなど

・症状
目眩や立ちくらみ、顔のほてり、筋肉痛や筋肉のけいれん、足がつるが挙げられます。
その他にも、倦怠感や吐き気、頭が重い、頭痛、汗のかき方がおかしい、力が入りにくい、まっすぐ歩けない、自分で動けないなども挙げられます。
特に呼びかけに反応しないなどの意識障害が見られる場合は重症である為、速やかに治療する必要があります。

次回は熱中症にならないための予防方法や、なってしまった時の対策についてまとめていきたいと思います。

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